だまらん

さあ、走ろう。

中央アルプスを空木岳から木曽駒ケ岳まで縦走してきました

先週8/10-12ですが、中央アルプスを縦走してきました。

土曜日は、駒ヶ岳のふもとのホテルに前泊し、日曜日の早朝から出発。
1日目は、空木岳に登り、檜尾小屋まで。
山と高原地図の標準コースタイム13時間40分を9時間25分、獲得標高2650m、距離21.5km。

2日目は、檜尾小屋から木曽駒ヶ岳行ってロープウェイで下山でした。
標準コースタイム7時間25分を4時間57分、獲得標高910m、距離9.1km。


■大船→駒ヶ根
八王子からあずさで岡谷、岡谷から中央本線支線+飯田線駒ヶ根まで。
連休初日で電車も混雑しておりました。久しぶりの飯田線
駒ヶ根高原のホテルは贅沢な夕飯でした。
朝出発が早くなければ、朝食バイキングも楽しみたかったところ。



駒ヶ根空木岳
朝6時スタート。高原なので、朝涼しく感じたのですが、登山道から登り始めるとすぐに滝汗状態に。
しばらく樹林帯で日差しを遮ってくれたのは良かったです。
ただ、夕食~朝食で結構胃に詰め込んだので、胃がムカムカする不快感あり。久しぶりの山登りで、体力を余計に使ってるのもあったかもです。

森林限界を越えた2600m以降で、涼しい風も感じられて何とか調子も戻ってきました。
11時20分頃に空木岳山頂到着。風は穏やかでしたが、ちょっとガスが多かったので眺めはときおり開ける感じでした。

 

 

 

空木岳→檜尾小屋
ここから後半戦。
空木岳山頂付近は、まばらながらも登山客は居ましたが、この先の縦走路を行く人は激減します。
行動時間も6時間近くになり、息も切れるようになりました。

地図的には、クサリ場数か所ありとか、アップダウンが多く非常に厳しいコースという書き方をされるほどタフなところでした。
縦走路というよりは、東川岳・熊沢岳・大滝山・檜尾岳に、名もなきピークを加えて、5つの山を上り下りするような感覚。

 



地図に書かれている以上に脚力を使うコースでした。

檜尾小屋には、15時過ぎに到着。
以前は、避難小屋として使われていた所を、2022年にリニューアルして小屋営業しているとのことで、施設はとても新しく快適でした。
かなり疲労が大きかったので、夕食後、17時ぐらいから寝始めました。


■檜尾小屋→木曽駒ケ岳
2日目は、5時出発。
ふもとの駒ヶ根市内がはっきり見えるぐらい、明るくなっていましたが、出発時はまだガスが多く眺めはボチボチ。

それでも、歩き始めて1時間しないうちに、スッキリとした晴れ模様になってきました。
西側にはおんたけ、東側は南アルプスの山並み、南側は今まで歩いてきた空木岳とその稜線が鮮やかになり、素敵な眺め。
今回の山行で一番いい時間帯でした。

 

 

 

剣岳はもとからパスするつもりでしたので、極楽平からロープウェイ山頂駅まで下りて、そこから中岳→駒ヶ岳へ。

お盆休み2日目ということで、観光・登山客が沢山いらっしゃいました。中岳までの上りがなかなかの渋滞。今までの静かな山歩きと比べると打って変わって大混雑でした。
駒ヶ岳山頂は、午前8時半ごろに到着、檜尾小屋から3時間半ぐらいでした。少々行列してからの山頂撮影でした。

木曽駒ケ岳→ロープウェイ→駒ヶ根駅
帰りは、上りほどの渋滞はなく、順調に下り、ロープウェイ駅でソフトクリームとアイスコーヒーで一息つき、下山へ。
ロープウェイ下山は楽だなあ。1000mぐらいの標高差を7分で降りれるのはさすがに楽。翌日以降の足のダメージが全然違いました。

バスを乗り継いで、駒ヶ根駅へ。
電車の都合で、駅で着替えて、駅前スーパーでお昼ご飯を買って帰宅の途につきました。


■振り返り
7~8月は体調や仕事の都合であまりトレーニングを積めていませんでしたが、長い山行がこなせて良かったです。
軽量化もあって、ストックなしにしましたが、下山がロープウェイだったので、何とかなった感じ。次の山は行程によってはストック携行で。
中央アルプスは、木曽駒は問題ないけど、空木岳周辺を歩くには、かなりタフな行程になるので、脚力・体調含めて準備が必要だと思いました。でも、その分、北・南にはない独特の眺めがありました。
次は、安達太良山のトレイルレースが予定にありますが、それまでにもう一回どこかに行こうかなと思っています。