GW前半は、宮之浦岳に登ってきました。
屋久島自体が初めてです。
当初の予定では、
1日目:移動(羽田→福岡→屋久島)
2日目:宮之浦岳登山
3日目:縄文杉見学(白谷雲水峡から)、鹿児島移動
4日目:鹿児島観光、移動(鹿児島→羽田)
でした。
しかし、3・4日目が雨予報だったので、3日目の渡渉ルートが含まれる縄文杉は諦めて、クルマで回れる観光にしようと考えていたのですが、民宿のオヤジが
「宮之浦岳と縄文杉なら1日で行けるよ、チャレンジしてみたら?」
というので、嫁さんが計画を練り直し。
元々、コースタイムの7割で行動計画を計算しており、朝4時→16時の12時間あれば何とかなるとのことで、決行しました。
九州は少々日の出が遅く、5時半ごろでもまだ暗い感じ。朝6時過ぎになると明るくなってきます。
当初の1日目の目的地、宮之浦岳に到着。
朝7時ジャスト。山と高原地図の標準タイムだと、ここまで5時間20分ですが、3時間で登頂。
この時は、「2時間巻けたねー」と二人で話してたのですが、あとで考えると6割切って歩いてたのね。
宮之浦岳を反対側に下山する形で降りていくと、縄文杉に辿り着きます。
2時間ちょっとの下りですが、ここまで、すれ違いで登ってくる登山客は5~6組ぐらい。ほとんど人に出会わない静かな山歩きだったのですが、縄文杉に到着するととたんに人が増えます。
反対側の荒川登山口は、登山バスも出ており、道も比較的平坦で、縄文杉コースの王道コースなんですね。
ちょっと場所が、俗っぽくなったなあと思いながら写真を1枚。
で、上記のようにあまり縄文杉には近づくことが出来ないので、とても大きい樹であることは分かるのですが、その俗っぽさも相まって……ちょっとした観光地になってるねえという印象。
来た道を戻ると、ものの5分もしないうちに、また静かな山道になります。
途中で見かけた、大きい杉の木を抱えて1枚。
大きさはそれほどでなくても、なんだか、こっちの方が神秘的だなあと思った次第でした。
結局、宮之浦岳を南北から2回登った謎の登山ルートですが、2回目の宮之浦岳山頂に辿り着く前から雨が降り始め、ずぶぬれに。
トレラン用に新しく購入したレインウエア上下、モンベル | オンラインショップ | バーサライトジャケット Men's の初めての実地使用となりました。
※写真でも来ている赤色のウェアです。
軽量ながらしっかり防水・防風が出来て、お値段以上の価値があったなと思いました。
雨に降られながらも、しっかり脚は動いたので、淀川登山口への帰還は15時前。
19時間の標準コースタイムを、休憩込みで11時間で歩けたのは良かったです。
翌日は脚全体がしっかり筋肉痛で良いトレーニングになりました。
また、宮之浦岳も、島の中の山とは思えないほど雄大で、緑が豊かな山でした。
GWの割には、静かで楽しく登れた山でした。
※一つ失敗。
せっかくのデビュー戦予定だった、トレランシューズ・バハダ3。
ドライブ用に履いてきたバハダ2のまま、履き替えずに登り始めちゃいました。
しかも雨でずぶぬれになってしまったので、その後のまち歩きが全部バハダ3に……。