だまらん

さあ、走ろう。

山で地図を読む

先日、嫁さんが「トレランの人ってあんまり地図見ないね」というようなことを言ってました。

 

ちなみに、嫁さんと次に一緒に大会に出るとしたら、秋のハセツネなんだろうけど、今の時点では、全然嫁さんには追いつけないと思います。そのぐらい、嫁さんはもりもり山を走っています。


山を舐める舐めないの話、ランナーがトレラン大会に参加することが多くなった話、など諸々。色々最近、山の話が出てきてたので、ちょっとだけ書き留めておこうかと思います。



地図の話。
実際、トレランの人が、登山の人と比較して、地図をよく見るのか見ないのかについては、そう言われればそうかも、ぐらいなのでちょっと判断はつきません。

ただ、自分はトレランで行く方が、地図を確認することをより強く意識しています。

なぜかというと、山の中で走っていると、歩いているときよりも色々なものを見落としやすいからです。
ですので、分岐点ではちゃんと止まり、確認してから進むこと、不安に思ったら何時でも止まって地図を確認すること。
そうしないと、道迷いの可能性が高くなるからです。

最近は、GPSを使ったスマホアプリもあるので、あまり地形を読めなくても、現在地を掴みやすくなっているのは良いと思います。
とはいえ、電子機器ですから、水濡れや電池切れによる使用不能のリスクはあります。
なので、紙の地図とコンパスは、一人で行くのであれば持参しますし、パーティ(複数人)で行く場合も誰かに持ってもらうようにはします。

山に登ったりトレランしたりも10年以上やってるので、知人友人などちょっと近しい方が山で亡くなることは経験しています。

どんなに気を付けていても、何かしらトラブルは発生します。その際にどれだけそのトラブルに対処できるか、リスクを見極めて事前に対処・準備することが必要です。


山に行く前に、どういう装備を持って行くか、どういう行動計画をたてるか、どのぐらいの訓練(練習)を積んでおくべきか。そして、山に入ったらどのような行動をすべきかは考えます。

登山・トレラン時のリスクの取り方については、単独行の際はもちろん自分自身で評価しますが、パーティ(複数人)で行くなら、事前にメンバー間で認識合わせをした方が良いと思います。


まあ別に、軽装で山に行っても良いと思います。
登山靴やトレランシューズじゃなくても良いですし、ザックを持たなくてもよい。
ジーパンで登れる山もあるでしょう。
雨も予報を確認して降らない日を選べばいいから、ペラペラのコンビニカッパぐらい持っていればいいでしょう。
紙の地図は持たず、道しるべやGPSスマホ)を頼りに行くのも良いと思います。
応急処置品も不要、登山届もすぐ戻って来れるからいらない、遭難救助保険も金の無駄かもしれません。

ただ、自分は、そういうリスクの取り方をする人とは、一緒に山には行くことはないでしょう。

 

では、ご安全に。