沖縄100kを振り返ります。
■事前準備
直前の練習。
11/26につくばマラソンに参加していたので、そこから本大会まで3週間。
平日は、仕事が忙しく、週に1~2回程度のジョグ。休日は3時間を超えるゆるいジョグと、赤羽、荒川河川敷のミニ大会で30km走。
走力的には「維持」レベルでした。
ホントは、6時間ぐらいのゆるジョグをやりたかったのですが、忘年会でお酒を飲む機会が多かった、仕事的に少々残業が多かった、など、積み上げる暇がなかった感じです。
■コンディション
当日沖縄の気象。
ちょうど全国的に寒波が到来していました。
予報では、10mを超える北風、終日曇り、最高気温17度でした。
結果としては、風はそこまで強くなく、レース中も向かい風で難儀するということはあまりありませんでした。
気温は体感的に寒かったですね。走っている最中は大丈夫ですが、歩いたり止まったりすると体温奪われてしんどいです。
実際、一緒に参加した妻は、残念ながら68kmでリタイアしましたが、低体温症になってました。
■レース展開
例によって手元時計のラップにて記載。
高低差はこんな感じ。
手元の時計では、累積標高は990mでした。
普段参加している野辺山ウルトラは、累積標高が2000mを超えるので、ほぼ半分ぐらいのアップダウン。
ですが、それでも、60km以降のアップダウンはなかなかの勾配。脚に堪えました。
明らかにペースダウンしていましたね。
ただ、最後の10kmは、比較的平坦なので、もう少し頑張れたらなあと思いました。
※最初真っ暗
那覇地方の日の出は7時10分。スタートは朝5時なので、1時間半程度は、まだ空が真っ暗です。
最初は、国道だけでなく、海岸沿いの細い道を走るので、足元が不明瞭な真っ暗な場所もたくさんあります。
スタートでハンドライトを借りることができますので、ヘッドライト等の持参はなくても大丈夫ですが、最初に借りたハンドライトは、電池が消耗していたのか、ほとんど光らず、すぐに交換してもらいました。
借りたらすぐにチェックして、走れる明るさになっているかは要チェックです。
※スタートブロックは3つ
スタートはゴール予想が、「10時間以内」「12時間以内」「12時間以上」の3ブロックに分かれてスタートになります。自己申告なので、直前の脚の状況で、スタート場所を決めることが出来ます。
まあ、参加者は1000人いないので、それほど前が詰まることはありません。
サブテン目標でしたので、「10時間以内」のブロックに並び、スタート。
最初の5kmぐらいまではそれなりに固まって走ってましたが、すぐにばらけます。
交通規制は掛からないので、常に歩道を走ることになりますが、前後が詰まってストレスになることはありません。
※ペースはキロ5分10秒から20秒だったが……
ペース的には当初の想定どおり、キロ5分10~20秒。なんとか60kmぐらいまでは維持できました。
ただ、道中、結構急激なアップダウンが多かったと思います。
75~80kmの間の、本コース最高点となる165mに至る上り坂もなかなかタフでした。前後に走る人はあまり多くなかったのですが、上りで歩く人をそこそこ見かけました。
自分は、最後まで歩かずに走りきれたのですが、最後の10kmはキロ6分を超えるペース。
エイドや、交通信号で止まることもあり、なかなかペースを維持したり、上げたりすることはできなかったなあ。このあたりは、ウルトラの練習が少なかったからかなと思います。
■全体を通して
つくばでサブ3の脚力に戻せたので、それを維持してのウルトラ参戦、という形でした。結果として、サブ10は出来て、年間グランドスラムを果たせたのは良かったです。
100kmの自己ベストとなる9時間13分には届かなかったものの、これを達成しているサロマウルトラは、累積標高が200m程度。
沖縄の累積1000mに比べれば相当に平坦なコースなので、この脚力でサロマに行けば自己ベストにもっと迫れる記録にはなったかなと感じています。(たらればですが)
久しぶりに、野辺山ウルトラ以外の100kmに参加し、記録もそれなりに出て、満足のいく結果でありました。
もう間もなく、50歳台に突入しますが、引き続き色々なレースを楽しんでいきたいと思います。